こんにちは、ゆうです。
今回はメトロイドシリーズ19年ぶりの新作「メトロイド ドレッド」をプレイしましたのでその感想を書いて行きたいと思います。
今作をプレイして感じたのはアクションの難易度と探索のバランスが素晴らしいことです。
メトロイドといえば「探索と戦闘」がメインのゲームであり、ユーザーもそれを求めてると思っています(個人的に)。
今作はどちらも満たしてくれる素晴らしい作品で、最近プレイしたゲームの中でも上位にくるほどハマりました。
また可能であれば是非有機ELモデルでプレイして欲しいと感じた作品でもあります。
それでは詳細にいきたいと思います。
目次
良かったところ
色鮮やかなグラフィック
今作は新型スイッチ「有機ELモデル」と同日発売です。
僕は運良く抽選で当選し有機ELモデルでプレイすることができたのですが、恥ずかしいことに何故同時発売だったのかプレイしてから気づきました。
今作はサムスのアーマーからステージまでとにかくカラフルです、それを有機ELディスプレイが最大限に引き出しています。
この発色の良さは思っていた以上で目を奪われました(個人の感想です)。



有機ELモデルは発売前はメディアでも買い替え不要だと散々な言われようでしたが、実際に触ってみて僕自身は買ってよかったと思いました。
発色確認の為にTVモードでプレイしましたが発色が全然違いました(一応4Kテレビです)。
普段スイッチはずっとTVモードで遊んでいましたが、有機ELモデル購入後はずっと携帯モードでプレイしています。
少し話が逸れましたが、今作はそのくらい有機ELディスプレイの恩恵が大きい作品です。
同時発売ということで有機ELディスプレイのデモ的な側面もあると思いますので、有機ELの魅力を最大限に感じたい方は今作を是非プレイして欲しいです。
歯ごたえのある難易度

メトロイドドレットは正直難しかったです。
近年は親切なゲームが増え、ボス戦などもゴリ押しでいける作品が多いですが今作に力技は通用しません(ライフの増える後半は多少可能)。
特にボス戦は一度負けるのは普通で、上手く行かない時はとことん駄目で攻略に30分くらいかかるのが普通でした。
それでも諦めずにチャレンジできたのは、今作がきちんとターン性のあるアクションだからです。
どんなボスには必ず攻略法があり、それを見つけ練習することで必ずクリアできるような調整になっています。
最初は一方的に攻撃され反撃も上手くできずやられてしまうことばかりです。
ですがボスの動きを観察していく内に、行動パターンが見えはじめ、それに応じて自分のターンが増え始める。
それを繰り返す内、最後にはほとんどダメージをくらうことなく撃破できるようになります。
このバランス調整がとても素晴らしく、負けても負けてもついつい挑戦してしまいます。
また今回初登場の敵「EMMI」も無敵ではあるけど出現するエリアが決まっているので、適度にハラハラが得られプレイ中のいいスパイスになっていると思います。

またある程度進むとEMMIを撃破できるようになるので、そこでいままで追い回されたストレスを解消することができる点も良いなと感じました。
発売前はあまり情報を仕入れてなかったので、てっきりバイオハザードRe2のタイラントみたいに常時追いかけられるのかと思っていたので…。
今作をプレイして、改めてホラーと無敵キャラは相性がいいと感じました(今作のバランスの良さもあると思いますが)。
最終的には僕自身が下手なこともあると思うのですが100回近くコンテニューした気がしますが…。
(それでもボス戦などはすぐ手前で再開できるので、あまりストレスにはなりません)
程よい探索要素
メトロイドシリーズといえばステージを隅から隅まで探索し新たなルートを見つけるゲームですが、今作でもその要素は健在です。
行き止まりに見えても隠し通路がないか疑うのがメトロイドの基本です。
その為、今作もあらゆる場所をボムやミサイルで爆破しまくりました(半テロリストですね(笑))。
ただし今作は探索部分に関しては過去作より親切というか易しめでした。
なぜならクリアを目指すだけならば、ほぼほぼ一本道で進めるように設計されておりスイスイとプレイできます。
この辺りは過去の難易度を知る方からは物足りないかもしれません。
またこの一本道設計により従来より自由度は減った気もします。
いつもならマップを確認して違う場所からいけるかも?などと妄想するのですが、今作はアイテムを手に入れないと進めないのがハッキリしていて探索を楽しむより先に進めようとなってしまいました。
少々寂しい気もしましたが、それに助けられた部分もあるので思ったより不満はありませんでした。
アクションが複雑
今作は今まで僕がプレイしたメトロイドの中で一番操作が複雑だと感じました。
最初はまだ良いのですが、後半はほぼすべてのボタンにアクションが割り当てられ、場合によってはボタン同時押しもあります。
この操作を使いこなさないといけないステージやボス戦があり、特にボス戦はテンパってしまい上手く動けず被弾するということが何度もありました。
ただ後半になるとステージ用とボス用で使いやすいアクションが決まってくるので、慣れて自由に使いこなせるようになれば爽快感は上がります。
これはデフォルトのJoy-Con(ジョイコン) による問題も気がするのでプロコンやグリップコントローラーがあればそちらでプレイするのも手だと思います。
個人的にJoy-Conはバリバリアクションをするには小さくてホールドが微妙な気がするので。
ロードが長い
今作で唯一気になった点はロードが長いことです。
基本的にエリア内はロードを挟まないので問題ないのですが、別のセクションに移動するときのロードが結構長いです。
僕自身スイッチ以外のハードでもゲームをプレイしますが最近はロードの早い作品も増えているので、その経験した後では今作のエリア移動のロードは長く感じました。
1回くらいの移動ではそこまで気にならないのですが、たまに複数のエリアを跨いで移動するときなんかは結構気になりました。
また今作は徐々に行動範囲が広がる設計の為か、自由なファストトラベルがありません。
なので一番手前のエリアから奥のエリアに行くときは、面倒くさい気持ちでいっぱいでした。
ストーリーで進む分には無駄なエリア移動は発生しないので、その場合は気にならないかもしれません。
僕自身は戦闘の合間の休憩時間と思うようになってからは、段々気にならなくなりました(笑)。
まとめ
以前プレイしたメトロイドがアドバンスだった為、かなり新鮮な気持ちでプレイすることができました。
相変わらず、アクションが難しくて探索が楽しかったです。
今作は意外と細かくチェックポイントが設けられており、プレイしてそこまでストレスになるようなことはありませんでした。
コツが分かればボスもほとんど被弾することなくクリアでき自分の成長を実感できる為、今作の難易度調整はとても良いと感じます。
多少探索が一本道になりがちでしたが、あまりシリーズをプレイしてない方には隠し通路を見つけたりするだけでも難易度が高いので個人的には悪くないと思いました。
久々のプレイということもありますが、最近遊んだソフトの中でも上位に入るほどハマったので
探索や高難易度が好きという方はぜひプレイしてみていただきたいと思います。
またもし可能であれば、是非有機ELディスプレイで遊んでみて欲しいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。