どーも皆さん、こんにちわー
ゆうでーす。
今回は絶大な人気を誇るRPG『ファイナルファンタジー7リメイク』(以下FF7R)をプレイしましたので感想を書いていきたいと思います。
FF7といえばPSに初めて発売したファイナルファンタジーで、当時は衝撃的でした。
前作までのドット絵から突然3Dポリゴンになり、かつムービまで追加。
その迫力に圧倒されました。
当時はまだ小学生だったのですが、PSを持っている友達の家に入り浸ってエンディングまで見ていたのを覚えています。
そんなFF7が20数年の時を超えてPS4で蘇りました。
実を言うと当初は買うつもりはなかったのですが、今年にプレイしたドラゴンクエスト11Sにどハマりし久々に国産RPGがやりたくなり、10以来の久々の購入です。
早速プレイしてまず感じたのは「これはリメイクではなくリブートでは?」です。
個人的には純粋に今のグラフィックで再現して欲しかったので、この内容には多少ショックを受けました。
その辺も含めて今回は、自分なりにオリジナルと比較して書いていきたいと思います。
目次
ファイナルファンタジー7リメイクについて
1997年にPlayStationで発売された『FINAL FANTASY Ⅶ』の主要スタッフが手掛ける『FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE 』。
壮大な物語や魅力的なキャラクター、当時の最先端技術が駆使された映像で多くの人を魅了した不朽の名作が、時を経て「新たな物語」として生まれ変わります。
コマンドバトルと直感的アクションが融合することで戦略性は高くなり、現代のグラフィック技術によって『FINAL FANTASY VII』の世界をリアルに再現。再生しております。
オリジナルとの比較
グラフィック

オリジナルはPS1なので今やると厳しいと感じるくらいのグラフィックですが、今作はPS4の性能をフル活用して非常に美麗になりました。
僕自身PS4を常時プレイしていますので、たくさんのゲームを見ていますが、その中でも上位に入るほどキレイさだと感じます。
ミッドガルの街やスラムなど見ているだけで、街に住む人々の生活が見えるようです。

特にキャラクターには力が入れられていて何度も立ち止まって見てしまいました。
しかし、作り込みとは裏腹に行けない場所が多い(入れない家が多い)と感じました。
近年はオープンワールドが主流になり世界の作り込みが凄い作品が多くなりました。
今作もグラフィックだけで見た場合は非常にキレイですが、街が意外と狭かったり、遠くの場所に行けなかったりと制約による息苦しさを感じました。
最初分作になる理由にミッドガルを作り込みたいと見た時はワクワクしたのですが、あまり新規の場所もなくキレイなグラフィックも見慣れてくると物足りなさを感じるようになりました。
ただイベント関連には非常に力が入っていて見応えはありました。

キャラクター

FF7といえばクラウドを始め非常に人気があります。
ゲームにそれほど詳しくない人でもクラウドを知っている方は多いのではないでしょうか?
実は今のクールなイメージはオリジナル以降についてイメージで、オリジナルのクラウドは感情が豊かで結構ギャグキャラな時もありました。
ミッドガル編でいえばミツバチの館で女装が定番でしょうか?

今作は後年の影響も取り入れてあるので、オリジナルとは多少性格の違いがありました。
最初は特に何も感じずプレイしていたのですが徐々に違和感を感じるようになりました。
最初はキャラクターがどうと言うより自分が大人になり感じ方が変わっただけだろうと。
実際セリフはオリジナルと一緒だし、何だろうこの違和感はと。
自分なりに考えましたが、恐らくグラフィックとセリフが合わないことじゃないかと思いました。
オリジナルは3等身のディフォルメで、それが可愛らしくどんなセリフにも合っていました。
それがグラフィックがリアルになったことで違和感に感じたのではないかと。
テロ行為を行なっているのに軽口を叩き、大声で進入する、神羅ビルでもあからさまに浮いているのに怪しまれもしない。
気にするポイントがずれているのは100も承知ですが、気になってしかたなかったです。
またメインキャラや一部のサブキャラは作り込まれていますが、それ以外のモブキャラは非常に雑でPS4とは思えぬ作りでした。
それとクラウドが凄いモテるのは気になりました、だれからも気に入られ言い寄られる。
途中これはFFだろうかと?ただのギャルゲーでは?と思う箇所もいくつかありました。

ただ海外ゲームに比べてキャラクターのモデリングは可愛いので(日本らしい)嫌ではなかったです。
個人的には海外のゲームモデリング好きですが。
戦闘

オリジナルは従来どおりのATBです。
マテリアというシムテムはありますが、基本は大きく変わりません。
リメイク版では完全なアクションに変わっています。(オプションで従来通りにもできます)
最初はシステムの理解に時間がかかってしまい、あまり楽しいとは感じませんでしたがマテリアが揃い自由に動かせるようになった頃には楽しいと感じるようになりました。
しかし同時に気になる点もでてきました。
まずは敵が硬い、特にボスはバーストと呼ばれる無効力状態にしなければ大ダメージは与えらせません。
そのためにゲージを溜めますが、せっかく溜めて発動したバーストがイベントに入るとなんとリセットされてしまいます。
また回避行動も取れるのですが、この回避にはまったくといっていいほど無敵時間がなく、回避してもほぼくらいます。
そして個人的に一番問題だと思ったのが敵の攻撃による行動のキャンセルです。
キャンセル自体は別に問題ないと思いますが、問題なのはキャンセルされた場合でもATBゲージやMPが消費されるということです。
今作ではATBゲージがないと回復ができません、またオリジナルに比べてMPが大分少なめに設定されています。
なのでタイミングが悪いと一気に不利になります。
戦闘はこれらの使用により難易度が上がっている気がします。
演出は派手で素晴らしいのに少し、残念だと感じました。
ストーリー
個人的には一番のポイントです。
オリジナルの頃は小学生くらいだった為、複雑なストーリーを理解できませんでした。
それでも、エアリスの最後やザックスの最後など今でも忘れられないくらい衝撃を受けるシーンがたくさんありました。
いろいろな情報誌やネットを見てもこれらのシーンはゲーム史に残る名シーンとして扱われています。
それだけたくさんの人の中に記憶されています。
詳しくは言えませんが、今作はもしかしたらこれらのシーンが改変される可能性があります。
正直今作の最後はあまり好きではありません。
なぜなら変わりすぎているから、もっと言うとFFをプレイしなくなった理由でもあります。
10以降のFFは設定・用語を無駄に複雑にしていると感じています。
完全に好みの問題ですが、私自身ドラクエや過去のFFのようにシンプルな王道ストーリーが好きなので今回のシナリオは微妙に感じてしまいました。
まとめ
久々にプレイしたドラクエにハマり、せっかくなのでプレイしようと思ってプレイした今作ですが、個人的には微妙でした。
グラフィックはキレイで演出も派手ですが中身が弱く、魅力ではオリジナルに負けているような気がしました。
終盤に関してはもう別内容で、これは果たしてリメイクなのだろうか?と感じずにはいられません。
何よりも残念だったのが神羅ビルのラストでオリジナルはクラウド達が捕まったあとセフィロスコピーが辺りを血に染めるホラーな演出があるのですが、リメイクではこのシーンが完全になくなってしまいました。
最初のエアリスが出た辺りが一番感動しました。

今のところ何部作になるかわからないとのことですが、今作をプレイした限り変更点は多いのではないかと思います。
次作は様子を見て判断していきたいと思います。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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