どーも皆さん、こんにちわー
ゆうでーす。
今回は『ライフイズストレンジ ビフォアザストーム』の感想について書きたいと思います。
ビフォア ザ ストームは前作ライフ イズ ストレンジの前日譚になります。
前作でクロエと出会い物語の始まりとなった女の子「レイチェル」、彼女にクロエがなぜ固執するのか?
その謎が今作で明らかになります。
また特典としてシアトルに引っ越す前のマックスとクロエの最後の遊びが描かれるボーナスエピソード「さよなら」が収録されています。
今作をプレイした感想は、前作と違い「時を戻すシステムがなくなったので、ちょっと普通のアドベンチャーゲームになった」と感じました。
しかし、シナリオやキャラクター達は前作同様に魅力的なので気づいたらドハマりしていました。
ただ前作の結末を知っている身としてはどうしても悲しくなります。
また追加のボーナスエピソードもマックスとクロエの最後の日の話な為純粋なハッピーエンドとは言えないかもしれません。
以下僕が感じたことも含めて書いていきたいと思います。
目次
ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストームの感想
ライフイズストレンジとは
今作は前作ライフイズストレンジの前日譚にあたる話になります。
前作では主人公のマックスが昔住んでいたアルカディア・ベイに戻り、偶然親友のクロエが撃たれる所を目撃することから物語は始まります。
クロエが撃たれた時と同時にマックスは時間を巻き戻す力を手に入れます。
マックスはその力を使いクロエを救います。
お互いに友情を確認しあいながらブラックウェル学園で起きている謎を解き明かしていくアドベンチャーゲームなのですがここで登場するのがクロエの親友レイチェルです。
彼女はマックスが引っ越した後にクロエと親友になりますがゲーム内では行方不明とされていて詳細は最後の方まで分かりません。
そんな彼女とクロエがいかにして親友となったかが今作の、お話です。
前作ライフイズストレンジ↓↓↓
思っていたより過激?レイチェルについて
成績優秀で美人、誰からも好かれている。
これが前作で語られていたレイチェルですが、本作をプレイして感じたのが思っていたよりも過激な少女だないうことです。
最初の出会いからしてロックバンドのコンサート(アンダーグラウンド系?)だし普通に学校をサボろうとするし、抜群の演技力で大人を出し抜こうとするしなにより思っていたより感情の起伏が激しい子でした。
ただティーンで多感な時期を描いているので、それに対して違和感はありませんでした。
確かに美人で頭もいいけれど年相応に脆い所があり、甘えん坊でもあります。
思っていたキャラクターとは多少違いましたが僕は魅力的に感じました。
新システムのバックトーク
今作には前作の時を戻すシステムに代わり、「バックトーク」という要素があります。
これはクロエの口が達者という性格を利用したシステムで一言でいうと「言葉で相手を打ち負かす」というものです。
相手の言葉の話した言葉の揚げ足をとったり挑発することで、相手からマウントをとるというものですが、基本的に相手より不利な状態から始まる上、選択に時間制限もあるので焦ります。
ただ失敗してもストーリーは進むので、あまり失敗したからといって気にやむ必要はないのですが、完璧を目指したい方は辛いかもしれません。
時を戻す程のインパクトはないので、本当にアクセント程度だなと感じました。
それ以外は前作と同様に探索をしながら謎を解き、時には会話の選択から情報を得るなど、同様のシステムなので前作の経験者なら問題ないと思います。
一部伏線が回収されない部分がある
前作ではレイチェルがいないこともあり、彼女と関係のあった人物について焦点があてられていると考えていたのですが…結果から言えばクロエ以外との伏線はあまり重要視されていないのか解決しない部分もありました。
特に気になったのはフランクとの関係。
前作でフランクとレイチェルは恋人だったということになっていますが今作で特に大きく絡むことはなく、むしろレイチェルの恋人はクロエじゃんと思ってました(笑)。
ストーリーのキーポイントは父親の存在
前作プレイ済み方なら知ってるかと思いますがクロエのお父さんは交通事故で亡くなっています。この事はクロエに深い影を落としていて実際にクロエがグレたのはお父さんのいない淋しさなどが関係しています。
今作のレイチェルも父親に対して信頼と疑問を感じていて揺れ動いています。
子供、とりわけ娘にとって父親の存在がどういうものかが一つのテーマとなっていて今作のキーと呼べます。
今作はクロエの頭の中に何度も亡くなったお父さんが出てきますがクロエ自身もストーリーを進めるにしたがって、お父さんとの関係性に変化が出てきます。
ボーナス特典について
今作にはマックスとクロエの引越し前最後の日々を特典としてプレイすることができます。
なかなか引越しすることを言えないでいるマックスとそれを知らないクロエ。
今後の展開を考えると最後の平和な1日と言えるのですが最後にクロエのお父さんの事故で終了してしまうので、スッキリするとはいえません。
ただ前作のファンとしては、またマックスとクロエを見れるというだけでもプレイする価値はあると思います。
ただ特典はプロダクトコードな為、中古での購入ではプレイ出来ない可能性が
あるので注意が必要です。
まとめ
前作の結末を知っているので、決してハッピーエンドにはならないと分かっていましたが、それを考えてもクロエとレイチェルとの関係を見ずにはいれれません。
今作は4000円程ということでエピソード数は3個とボリュームがあまり多くありません。
結果、完全に伏線も回収できているとはいえません。
また何故か決定ボタンとキャンセルボタンが反対だったり、字幕が変な所で区切られていたりと、システム面で細かい不満もあります。
ですがスタッフがファンの為に出来るかぎりのハッピーエンドにしようという気持ちを感じることができました。
なによりまた、マックスやクロエに会える喜びこれに尽きると思います。
前作に引き続き声優さんの演技も素晴らしく、本当に尊敬します。
声優さんの活躍が本当に作品の質を上げていて素晴らしいと思います。
音楽も素晴らしく、本当にアートな作品だと思います。
無理にとは言いませんが、いつかまたマックスとクロエの物語が見れれば嬉しいなと思っています。
今回は、この辺で終わります!、読んで下さった方々ありがとうございます。
次回も宜しくお願い致します。
前作をプレイ済みなら、間違い無くオススメです!↓↓↓